地味に高いぞ学会参加費・資格取得費

医師、看護師、薬剤師、臨床検査技師など医療職の職種を問わず各職域には各種団体が認定する認定資格があります。認定資格は自己啓発に繋がりますし、昇進や給与アップ、転職に有利となってもきますし、癌拠点病院などの認定施設の要件に有資格者が必要となる場合もあります。サービスを受ける患者さんの医療サービスの質は向上します。

人により理由はあれど、資格取得にもお金がかかりますし資格を維持するのにもお金がかかります。私は臨床検査技師をやっており、細胞検査士の資格を有しております。細胞検査士の資格維持の場合、5年間に最低二回は全国学会に行かねばなりません。

開催地は関東だったり、大阪だったり、仙台だったり・・・自宅近辺なら交通費と宿泊費は負担となりませんが遠方へ行くとなると結構良い金額を負担する必要が出てきます

学会参加費は何故高いのか?



学会参加費を抑える方法

事前参加申し込みかお得な理由
パシフィコ横浜を例に挙げますが

朝から会議室を全館借りた場合かかる費用は1日あたり4,750,164円、最低でも2日は借りる必要があります。また学会運営スタッフの日当、講師や座長の先生の謝礼も発生します。
大体こう言う場合は講師が教授クラスであることが多いため、講師代だけでも1演題でも数万円は必要となります。また後々参加費を集計する必要がありますのでその意味では多くのスタッフを要し人件費が必要となりますが、オンライン参加申請の場合は参加費の集計作業が簡素化されるため人件費を抑制することができるため、当日払いと比べると安くなります。

とにかく高い学会参加費ですが、参加にあたっては下記の2点を確認することが、参加費のコストを抑える秘訣になります

・出張制度を確認する
・研究費で行けるか?出張になるか?

研究費で行けるかを確認することを行い、部門で出張旅費が出る場合、特に1人年一回などルールの有無を確認しましょう。また発表すれば旅費が支給される場合は積極的に学会発表を行うのも一つの手段になりうると思います

発表の有無を問わず、単位取得や自己啓発のために学会参加費か決まった場合は、事前参加登録をした方が良いです
日本癌学会の例を示しますが、事前参加申し込みで3000円ほど安くなるみたいです。どんなに少なくとも事前参加登録の有無の差額は千円くらいは変わってきますので事前参加登録が確実にお得にすみます

自費で行くならポイントを貯めてしまいましょう


当日学会参加費を支払う場合は現金での支払いが主流となっておりますが、事前参加申し込みの場合は学会webサイトからの登録になってきます。

支払方法はクレジットカード(VISA、MasterCard、JCB、AMEX、Diners Club)、もしくは銀行振込が支払いの手段となり事前参加登録お支払いをもち完了となります。 


大体学会参参加費が1万円から2万円程度です。また遠方からの場合は航空券や宿泊券のパックツアーの代金が必要となります。大体二泊三日程度の日程で、北海道や九州から東京へのパックの場合はおおよそ五万円程度必要となり、学会に参加するだけで最低でも六万円は飛んでいく計算となります。旅費が職場から支給されない場合は、事前参加登録をクレジットカードを利用して行いポイントやマイルを貯めていく事で学会参加費を少しではありますが安く上がります。またオンライン上でクレジットカードを使うことに抵抗がある場合は、1つ使わない口座を作って、カードをそこから引き落とすようにしても良いでしょう。私は楽天ポイントを貯めてますので、楽天銀行と楽天カードを利用してオンライン参加申請を行なっております。

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