認定病理技師資格試験の勉強方法
認定病理技師資格試験は、8月頃に指定講習会を受講して11月頃に資格試験を受けて2月末に晴れて資格取得となります
指定講習会を受講後に対策を練っていく必要があります
実際に自分が受験した結果や周囲からのアドバイスをまとめると
・指定講習会の資料は丸暗記
・細胞検査士の一次試験の過去問は解け
・日臨技サーベイを解け
・時間を決めて小論文対策をやってみる
・書籍を購入して目を通しておく
この4点つきます
指定講習会の資料はその年のものだけではなく、過去のものにも目を通しておく必要があります講師が変わったり、年度によって微妙に言っていることが異なりますので可能ならば入手しておいてください
細胞検査士のサーベイは最低3年分、日臨技サーベイは最低5年分解いておけば問題ありません。
小論文体策に関しては今後小論文の出題情報をもとに回答事例を作成しますので
当ブログの認定病理技師のカテゴリを参照していただければ幸いです
これらに加えて書籍に目を通しておけば対策は万全と思いますのでお勧めの書籍を紹介させていただきます
認定病理技師資格試験を受験した結果よかった書籍と悪かった書籍
認定病理技師資格試験に際して周囲がお勧めする書籍とそれに基づく個人的予測で数冊の書籍を購入しました
それぞれのお勧め度と、よし悪しを述べさせてもらいます
認定病理技師資格試験を受験するのにはマストな教材です
内容も切り出し、ISO15189、精度管理、医療安全、病理解剖、関連法規など多岐にわたります
病理組織技術教本
この本無しで認定病理技師資格試験を受けるのはつわもの以外の何者でもありません。指定講習会でも本書籍を推していたので購入しておくことをお勧めします
がんゲノム医療用語事典
指定講習会の内容に結構遺伝子やバイオマーカー関連の用語が多岐にわたりあります。受講していると何かしら知識のアップデートの必要性を痛感してくると思います。結構基本的なことから、最新のものまで記載されており認定病理技師資格試験を受験しなくとも学びなおしのためにも一度目を通しておきたい書籍です
ISO15189換算の書籍
ISO15189に関する事項も指定講習会で抗議がありますが、実際に午後のカッコ埋め問題ではIOS15189の試薬管理に関する問題が出題されております
ISO15189認証施設の方からしたら離乳食レベルの内容かもしれませんが、ISOを取得していない施設の方にはこの領域は大きなハンデとなりますので、特にISOを取得していない施設に勤務した経験がない方は本書籍の購入をお勧めします
細胞検査士一次試験の問題集
認定病理技師資格試験を受ける際に、演習や知識のアップデートを行う際に細胞検査士の一次試験の問題集や過去問は解く事をお勧めします。特にステージ分類や、染色に関して、解剖学や疾患に関することもですが、近年の細胞検査士一次試験では、バイオマーカー関連や遺伝子関連の内容が出題される傾向にあります。認定病理技師資格試験を受験する場合は細胞検査士の一次試験は解いておきましょう。細胞学会HPのイエローブックから印刷してもよいですが、答えを調べるのが面倒な人は金にものを言わせて問題集を購入して時短を図るのも一つの方法です
二級臨床検査士問題集
技術的問題は2級臨床検査士ので練習が出来ないか?と思い購入しましたが
内容的には細胞検査士の一次試験の過去問の方が、内容的に最新のガイドラインや遺伝子的な要素も多く含まれるためあまり購入する必要性は感じませんでした
こちらも二級検査士関連の書籍で、2級検査士の問題にブロックの面から臓器を推測する内容の問題が出題されることまた日臨技サーベイではパラフィン浸透やメス傷の問題が出題されることから、認定病理技師資格試験の午前の写真問題で出題されるかと思い購入しましたが、予想が外れたためあまり購入する必要はないかな!?と思います
認定病理技師資格試験で直前に覚える内容を少なくする方法
認定病理技師資格試験で直前で丸暗記する内容を減らす方法があります。資格試験では安衛法に関する内容や
毒劇物の管理に関する方法が出題されます。また試験は技師稼業を始めてから6年目から受験が可能となります
6年目までには細胞検査士の試験は合格していると思います
早い段階で特定化学物質作業主任者、有機溶剤作業主任者、毒劇物取扱責任者等の資格を取得しておくと直前で覚える内容が軽減されると思います
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