ホルマリン吸収缶付き防毒マスク G7型 KCG10型は病理業務に用いるべき理由

2019年2月10日日曜日

おススメグッズ 病理・細胞診 臨床検査技師の日常

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ホルマリンは病理の組織固定や、銀染色などの試薬として必要不可欠な物です。一方でホルムアルデヒドは喘息などのシックハウス症候群や、鼻腔癌、鼻腔悪性黒色腫の原因物質となり、それを使用する際には、換気設備が整った場所で作業することを要求されます


作業内容とホルマリン濃度



・ホルマリン容器の蓋 開放状態 3.5ppm
・臓器水洗後 0.3ppm
・切り出し 隣の立作業者 1ppm
・ 検査室中 央付近濃度 0.4ppm 以上
・撮影(割面) カメラ撮影 2~ 4ppm


ホルマリン使用時のマスクの選定




ボンネット二重構造に、密着性の高いフリーポジションアンダーチン面体と、装着安定性に優れた頭ひもが加わり、高いトータル性能が得られます。 立体ポリバンドタイプの頭ひも採用でフィット感がさらに向上、安全性抜群。

シリコーン面体:シリコーンは肌に刺激が少なく、肌荒れしにくい素材。表情の動きにもしなやかに追随し、安定して装着可能。物性としても安定。
フリーポジションアンダーチン:密着性を追求した特殊な接顔形状。漏れ込みが起こりやすい鼻の付け根に合わせてからアゴ部を装着することにより、1つの面体でいろいろな大きさの顔にもよくフィットする。
 フィットチェッカー内蔵:フィットチェッカーが内蔵されているマスクは、いつでも密着性の確認が可能。












防毒マスクを使用する際の濃度上限
防毒マスクを使用する際には作業環境中の「酸素濃度が18%以上」で、「常温」、「常湿」、「常圧」の環境であること、発生する有毒ガスの濃度が以下の範囲である場合に限ります。

ホルムアルデヒド吸収缶付きマスク感想
実際に使用してみた印象ですが、
装着時に紐類が微調整可能であるためフィット感は悪くありません
また装着後にフィットチェッカーで微調整がかかるため、息苦しさは感じませんでした。
気になる点としては使用時にホルマリン匂いがするか否かだと思います

年末年始にどの病院でもやってあるであろう剖検材料の水洗と荼毘に付す作業の際に着用してみました

これまでは換気設備内で活性炭マスクで行なっておりましたが、正直言ってホルマリン臭かったです

ホルマリン吸収缶付きマスクを使用した場合全くホルマリン臭を感じませんでした

作業は快適そのものでした

着用と同時に長年購入してくれなかった上司を少しばかり恨みました

作業上では全く問題がないのですが、病院で着用するともの凄く、バイオハザード感があるみたいです
他の職員が自分を避ける感じが物凄かったです


ホルマリン吸収缶マスクのまとめ
ホルマリン吸収缶付きマスクですが、病理部門では不要かと思われるかもしれませんが、高濃度のホルムアルデヒドガスが発生する作業では少なからずホルムアルデヒドに暴露されます
法規的には、換気で無理なら保護区の着用をうたっております
また東日本大震災や熊本自身の際は、地震の影響でホルマリン容器が転倒して液漏れを起こし、停電により換気がストップするため室内がホルマリン臭い中復旧作業を行なったと聞いたことがあります
。防災的観点からも、スタッフ分のホルムアルデヒド吸収缶付きマスクを備蓄しておいた方が良いでしょう


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