超音波検査士とは?
公益社団法人日本超音波医学会が認定する資格を受験し合格してから晴れて超音波検査士として活躍できます。優れた超音波検査技能を有する専門の検査士を指します。
超音波検査(エコー検査)は心臓、腹部などの消化管、頸動脈、甲状腺・乳腺、下肢・上肢の動・静脈超音波検査など広範囲な臨床領域に関する検査が行え大変勉強になります。またスキルアップや転職にも大変有利で臨床検査技師が受験する認定資格の中で最も人気を誇っております。
超音波検査士の受験資格
受験資格:下記の要件を満たすこととされております
1)日本国の看護師,准看護師,臨床検査技師,診療放射線技師のいずれかの免許を有する
2)または日本超音波検査学会の正会員で3年以上継続していること
3)日本超音波検査学会 本会認定超音波専門医・指導検査士の推薦が得られること
受験料:20,000円
認定料:5000円
超音波検査士資格取得までの流れ
試験までの流れです
超音波専門医の推薦を受ける
↓
症例のレポート(20症例)の提出
↓
基礎・臨床の筆記試験
↓
合格
↓
超音波検査士として活躍
ルーチン業務終了後にレポート作成が大変ですね
超音波検査士試験内容
2) マークシート方式による筆記試験:「臨床領域」および「医用超音波の基礎」
各35問出題で各解答時間70分です
20症例のレポート点と筆記試験点「臨床・基礎」ともに6割以上で合格、未満で不合格
試験領域:臨床領域別に試験を行っております
1)体表臓器
2)循環器
3)消化器
4)泌尿器
5)産婦人科
6)健診・血管
超音波検査士試験おすすめの教材
とりあえず下記の書籍が職場の先輩のおすすめでした
・心臓超音波テキスト
・先輩が伝授する超音波検査100の教え
・病気が見える循環器
・絶対わかる心エコー
・超音波検査士研修ガイドライン
・心エコーレポート実例集
・超音波検査報告書の書き方 (心臓/血管)
・超音波検査士認定試験問題集 第3版、4版
・循環器超音波検査士への最短コース
・超音波基礎技術テキスト
過去問を解きまくってセミナーに積極的に参加することが合格への近道だと思います
ぜひとも資格取得に向けて頑張ってください
また資格取得が目的ではなく、さらに向上心を持って人の役に立つ検査を行えるよう頑張っていただけると嬉しいです
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