医療従事者とハンドクリーム

2018年2月5日月曜日

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手荒れの原因

手荒れは「年齢など個人的要因」「低温・低湿など環境要因」「界面活性剤・溶剤」「刺激物質の侵入」など様々な要因で生じ手洗いや手指消毒を頻繁に行う事で皮脂やが流出し角質タンパクが変性して皮膚が乾燥し角層のバリア機能・水分保持機能が低下し、手荒れを起こしやすくなります。
医療従事者は1処置1消毒に代表されるように感染対策上で消毒は欠かすことが出来ません。しかし日々の業務で手荒が起きることもしばしばあります。
医療従事者の手荒れは「皮膚常在菌の増加」「病原菌の獲得・定着」「菌の付着した落屑の飛散」を招き手荒れのために手指衛生の遵守率が低下するなど、医療施設全体の感染対策にも影響を及ぼし看護師の手荒れへの苦痛は多いとされます。


臨床検査技師も手が荒れる

医療従事者の手荒れは医師、看護師だけでなく臨床検査技師にも起こります。私は病理部門や検体部門にて仕事をしておりますが、病理業務の場合キシレンなどの有機溶剤や細胞診や染色で使うアルコール、勿論病理組織検体を使用するため臨床検査技師も手荒が問題となります。
手がカサカサになって学会の時にスーツを着たらネクタイがガサガサになりますし、なんといってもカサカサに白くなった手にヘマトキシリンや銀染色液が付着するともう大変で染み込んでしまって色素が落ちにくくなります。上記の感染の伝播だけでなくてぱっくり割れは感染を貰いそうで怖いです。

手洗いや手指消毒などによる手肌の乾燥を予防すらため皮膚の角 バリア機能を補完し、刺激から手肌を守る必要なのですが医療・福祉用の保湿ローションとしてバリアAローションやプライムローションがあり職場に配布されていたりしますが更なるハンドケアを施すことで手荒れを防ぐことが出来ます。


ハンドクリームでのケアが大事

ハンドクリームなどを用いたハンドケアが大事だと思います。
その手荒れのハンドケアとして手指に保湿クリームやローションを塗布し皮膚の乾燥を補うことが大事になって来ます。
仕事前と業務終了後、就寝前のハンドケアが大事です
自身はハンドクリームは 下記の3つを使っております
・キスミークリーム
・パスタタロン
・アトリックスハンドミルク


キスミークリーム

・1974年発売のロングセラー商品で有効成分が手の角質層に素早く浸透して、荒れや乾燥をケアするハンドクリーム
・浸透した有効成分が角質層にとどまってうるおいをキープし、手あれを予防します。
‘’出展 メーカーHP(s.cosme.net/product/product_id/2160/sku/487865)‘’

基剤の改良により水分保持の持続性を高めました。
・尿素を20%配合で乾燥した肌にうるおいを与え硬くなったヒフをやわらかく整えます。
・刺激を抑えた無香料、無着色のクリームです。
・うるおい成分:カモミールエキス(カミツレ花エキス)・ワセリン配合
”出展 メーカーHP (www.kao.com/jp/atrix/atx_handmilk_00.html)‘’


アトリックスハンドミルク

・食器洗い後、手洗い後、ぬれた手に使ってサッと流す手軽なハンドケア。ぬれたままの手にワンプッシュし、手肌になじませた後、水で流すとうるおいのベールが手肌のすみずみまで包み込み、ベタつかずしっとりとした仕上がりに。
この3種類のハンドクリームはコンビニやドラッグストアで購入するかとが可能で比較的安価な物です。
選んだ理由としては匂いがキツくないもの、安いもの、自分の肌に合うものを選びました。

臨床検査技師のとしてハンドクリームを使った感想

個人的な印象としてはキスミークリームはアルコールや染色試薬に対して比較的強く効果も長く続きます。ただしベタつきやすくキーボード操作などのパソコン作業には適しません。
パスタロンは職場では殆ど使いませんが自宅で就寝前に使用しています。浸透力が強いのか細かいてのカサカサが朝には取れています。
アトリックスは最初CMを見てキッチン横にハンドクリームを購入しましたがキッチンで使うのはイマイチだったのですが、職場で手を洗った後に使うには大変良いことに気づきました。キーボードがベタベタにならないです。そういう意味で職場では使いやすいです
またハンドクリームを試したら報告させていただきます

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