緊急検査士試験は若手にお勧め


緊急検査士は臨床検査技師として勤務後1年以上経過したら取得可能な資格です

一年以上経過したら取得できる資格としては細胞検査士と、緊急検査士、2級臨床検査士が若いうちから取得できる認定資格です


細胞検査士の合格率はおおよそ20%程度、緊急検査士で50%程度の合格率です

また細胞検視の場合は、一次試験の筆記試験は何とかなりますが、二次試験は標本を見ないと受かりません


このため施設によっては非常によっては苦労しますので、働きだして最も受験して合格しやすいので緊急検査士です

筆記試験にお勧めな書籍

筆記試験対策に必要な書籍として”二級・緊急臨床検査士資格認定試験 問題集”が日本臨床検査同学院より出版されています

これを解いておけば何とかなりました。またわからなかった個所を調べる際に何冊か購入しました

新版 臨床化学 第3版 (KS医学・薬学専門書) 単行本

生化学的なデータ問題の解釈として使用しました

平成27年版臨床検査技師国家試験出題基準準拠。測定原理など図解による理解を深めるには非常によく緊急検査士試験のみならず日常業務でも非常に有用でした

見逃してはいけない血算

血液疾患に限らず、感染症、癌、膠原病、肝疾患、内分泌疾患、消化器疾患など、さまざまな疾患・病態の診断にも大きく関わる血算の読み解き方が記載されており

検査技師に役立つ内容です。

実技試験にお勧めな書籍

実技試験は心電図記録や、髄液検査や血液型検査がありました。技術的な事項を把握しトレーニングする必要性があります

心電図の読み方パーフェクトマニュアル―理論と波形

選択した根拠ですが、先輩がくれたため参考に読んでおりました

図解心電図テキスト

全世界で翻訳されているベストセラー“Rapid Interpretation of EKG's”待望のフルカラー日本語版らしいです

時々生理検査を行うこともあり自己啓発のために購入した本です

髄液検査技術教本 (JAMT技術教本シリーズ)

髄液検査の進め方から、疾患や感染症に関する記載があります

職場にJAMT技術教本が充実していたため職場から借りておりました

感染症診断に役立つグラム染色

グラム染色の手技など詳細に記載されていますが、アトラスの写真が非常に美しくルーチン業務でも非常に重宝しています

輸血・移植検査技術教本 (JAMT技術教本シリーズ)

職場にJAMT技術教本が充実していたため職場から借りておりました

血液型はこの書籍の手順で練習しました

さいごに

試験対策で使用した書籍を紹介させていただきました

試験対策で購入はしましたが、”当番帯でも永く使用できそうなもの”を試験対策の書籍として選定しました

試験合格後も長く使用できますし、困った際に約に立ちました


緊急検査士試験を今後受けられる方への参考になればと思います

是非とも合格目指して頑張ってください

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