臨床検査技師の年収は「地域」「職種比較」「年齢」の3軸で大きく変わります。2026年の最新データを基に、これから目指す方や現役の方に役立つ情報をまとめました。
夜勤・当直手当や認定資格(細胞検査士・超音波など)の有無が、年収アップの大きな鍵を握っています。
地域別 年収比較(2026年目安)
首都圏が高いと思われがちですが、実は地方の基幹病院の方が「地域手当」や「人材確保のための高待遇」により額面が高くなる傾向にあります。
| エリア / 都道府県 | 平均年収目安 | 特徴・傾向 |
|---|---|---|
| 全国平均 | 504〜541万円 | 基準値 |
| 東京 | 530〜550万円 | 家賃・物価を考えると実質手取りはシビア |
| 大阪 | 550〜600万円 | 賞与(ボーナス)が安定している施設が多い |
| 滋賀・京都 | 600〜800万円超 | 一部の公立・大規模病院で突出した例あり |
| 熊本・香川 | 500〜620万円 | 地方都市の中でも技師の待遇が厚いエリア |
| 北海道・東北 | 420〜580万円 | 公立病院以外は平均〜やや低め |
※データ元:厚生労働省「賃金構造基本統計調査」および主要求人サイト2025-2026年集計
他医療職との年収比較
他のコメディカル職種と比べると、検査技師は「中位」に位置します。
| 順位 | 職種 | 平均年収 | 理由・特徴 |
|---|---|---|---|
| 1 | 薬剤師 | 556〜600万円 | ドラッグストア等の基本給が高い |
| 2 | 診療放射線技師 | 550万円前後 | 夜勤や危険手当の加算が多い |
| 3 | 看護師 | 520万円前後 | 夜勤回数で稼げるが体力勝負 |
| 4 | 臨床検査技師 | 504〜541万円 | 夜勤の有無で100万単位の差が出る |
| 5 | 理学療法士(PT) | 420〜440万円 | 日勤中心で安定しているが昇給が緩やか |
年代別の年収推移
臨床検査技師は、年功序列の傾向が残る病院組織が多いため、50代後半で管理職に就くタイミングがピークとなります。
| 年代 | 平均年収 | 月収目安 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 20代前半 | 約359万円 | 約26万円 | 新卒・第2新卒期 |
| 30代前半 | 約476万円 | 約32万円 | 中堅、専門資格取得時期 |
| 40代前半 | 約544万円 | 約36万円 | 500万円超えのボリュームゾーン |
| 55〜59歳 | 約701万円 | 約46万円 | 役職・当直を含めたキャリアピーク |
| 60代以降 | 450〜550万円 | - | 再雇用制度により減少 |
現場のリアルな声
「東京で年収550万だけど家賃で飛ぶ…地方に戻ったら520万で生活に余裕が出た」
「検査技師は看護師より夜勤が少ない分、身体は楽。でも稼ぎたいなら検査センターの夜勤専従もあり」
「認定超音波検査士を取ったら、手当だけで月2万アップした」
まとめ:年収を上げるための戦略
- 稼ぎ重視なら: 地方の公立・大規模病院 or 検査センターの夜勤ありを狙う
- スキル重視なら: 「超音波検査士」や「細胞検査士」を取得し、手当を上乗せする
- QOL重視なら: 地方の健診センターや日勤のみのクリニックを選ぶ
臨床検査技師は「地域 × 施設種別 × 資格」の組み合わせで、年収を100万円以上コントロールできる職種です。自分のライフスタイルに合った選択をしましょう!
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