いつかは地方移住したい!とおもいませんか?


街日通勤電車に揺られ日々の仕事に追われ普段の生活で精一杯で余裕を持てて暮らせていますか?
・少しペースを落としてゆっくりと過ごしたい
・リタイア後は南の島で暮らしたいなどと思ったことはありませんか?

僕は時々(結構)魔がさします


リタイア後は南の島や海外で過ごしたいと思ったりします
ただ家族からの反対か強く、その野望は叶いそうにはありません
自分の会社は県庁所在地や山間部などの僻地にも職場があり転勤で都市部も僻地に住んだ事があり、様々な土地で3年おきに点々として臨床検査技師として働いております。
そこで臨床検査技師として地方移住する際のメリットや注意点を紹介します。

地方移住したくなる理由


定年退職後はリタイアして地方移住したいと思われている人は少なくありません
・テレビで地方移住に興味を持った
・田舎の人は優しい
・沖縄でサーフィンに没頭したい
・北海道でスキーをしたい
・海辺の街に住んで釣り三昧
・実家を継がねばならない
・介護の必要が出てきた
・空気の綺麗な土地で過ごしたい

などの理由で地方移住を考えた事がありませんか?
テレビ番組の影響が結構多いです

地方移住の魅力

地方は空気と水が綺麗で食べ物が多い、しかも物価は安くて、人が優しく治安が良いと言うのが一般的な田舎とされる地方のイメージだと思います
実際移住する場合、人気なのは下記の地域です
1位:長野県
2位:新潟県
3位:石川県
4位:北海道
5位:兵庫県

そこそこ大都市から近いエリアが人気みたいです

地方移住して臨床検査技師として働く方法

ハローワークのHPを見れば分かりますが、土木系や老人ホームの仕事は結構あります。
臨床検査技師としての地方移住ですが、臨床検査技師の求人は医者、看護師、薬剤師、理学療法士ほど仕事が多くありません
意外と理学療法士や作業療法士の求人が多く老人ホームでの勤務は結構あります
田舎や地方移住して臨床検査技師として働きたい場合、
住んでみたいと思う地域の大手病院や企業のHPで探すと良いです

“住みたい地域”“臨床検査技師”“求人”と
検索してヒットした施設にアプローチするのも良いと思います

探してみると分かると思いますが、
病院や検査センターなどで探した場合
臨床検査技師の資格+認定資格保有者であったほうが有利に働けそうです
・超音波検査士
・細胞検査士
・CRC(治験コーディネーター)

この辺の認定資格は求人があり、

特に超音波検査士の求人はクリニックからセンターまで沢山あります
検査関連の他の認定資格は殆ど地方移住にはあまり有効に働かないをなしていない気がします

移住する際の注意点と落とし穴

地方移住失敗で検索するとかなりヒットしてきますが地方移住では失敗する可能性が少なからず存在します
特に地方移住のデメリットとして
・仕事がなくて収入が減った
・車が必須で交通が不便だった
・地域の過疎化がすすんで子育てや将来が心配になった
・生活費が思ったよりもかかった
・娯楽が少なくて遊び場が少なかった
・雪が多い地域の生活は大変だった
・安いからという理由で空き家を選んだら住めないレベルだった
・虫や蜘蛛が多く耐えられなかった
・地元の人に溶け込めなかった

老後を考えた場合、通院で苦労されている方も結構数存在します

地方移住にはUターン・Iターン・Jターンなどの形式があります
この中で定着率が最も低いのはIターン(※ずっと都会暮らしをしてきた人が地方へ移住するというパターン)で定住するかどうかは約半分の割合程度です
田舎暮らしに慣れていない人が田舎へ移住してしまうと、その土地に馴染めずまた都会に戻ってしまうことがよくあります
公共交通機関が発達していない場合は通勤に足で車が要りますし、
メディアで言われるような物価は安さは無いです。競争が少ないため物価は都心部よりか高いです。

田舎は物価が安くて、人が優しくて物を分けてくれるし治安が良い

そんなものはテレビが作り出した幻想にすぎません

地方移住(転勤)して検査技師として働いた経験談


自分も転勤先に郡部の勤務があるのですが、地元のローカルルールがかなりめんどくさく
かなりの数を無視してたため地元のジジイとかなり闘いました。
都心部の大規模病院と比べると施設規模が小さい場合が多いです
このため一般的に言われている地方移住のデメリットに加え臨床検査技師特有の諸事情を加味する必要があります
・施設規模が小さいため夜勤の回数が多い
・地方行事共催参加は必須だったりする
・人が少ないから職場行事をサボったのがすぐバレる
・専門資格の維持が大変
・試薬消耗品の納品タイムラグが長い
・そこに長くいる人が仕事を変えたがらない
特に専門資格の維持が大変で勉強会も少ないので知識のアップデートは苦労します。
ネットがあるからいいのでは?と思われますが、ネットでは得られないものが得にくいです。
しかも勉強会場まで遠くなるので移動時間は増えますし時間的コストは圧倒的に増加します
また地方だと夜勤が多いです。自分は病理部勤務から5人の検査室に転勤になりましたが、

検査室の規模が小さいとすべてのことに精通する必要がでてくるのが大変です
特に病理だけ、生理検査だけでのみキャリア形成をしてきた場合、他の事が一切できなく応用が利かないため
自分だけの問題かもしれませんが、かなりの確率でポンコツ扱いされました

また問屋からの納品頻度が少ないため在庫管理にも悩まされます
分析装置が壊れようものなら、検査が1日止まるなんザラにありました
あとプライバシーは皆無です行事も何かと多く、人が少ないからサボったのがすぐバレます
一定数変な人はいますし、”井の中の蛙大海を知らず”的な人も多く
自分の経験上何かあっても家バレもしていて文句が言いにくいです
むしろ変な人の割合が高く特に年配以上の方に多く見られました
また年上=偉い”みたいな考えもあり閉鎖的な考え、遅れているのを恥ずあしいと考えない体質は自分には合っておりませんでした
自分は転勤で期間限定的に住めたので最後の方はカウントダウンしてましたが、
実際転勤がない会社だったらぞっとします
地方移住するなら脱出ルートは持っておいた方が良いです
“郷に入れば郷に従え”とは言ったものでテレビや旅行でちょこっと行ったからといって都心部にいるその感覚を持って移住するのは非常に危険です
結構偏屈な人が多く、外で揉まれていないため主張を曲げない人間が結構多いです。
都心部の全てを引き払い移住して、生活に馴染めず、しかも地元民と喧嘩になってしまい村八分状態になったら本末転倒です。このため可能な鍵日都心部の自宅やマンションを保有している場合は引き払わないほうが良いです。

移住支援制度とお試し移住があるか調べよう

自分の趣味の友達は、体験留学制度で地方移住してきて4年ぐらい過ごしていました。
地元の方との相性もありますので体験制度を利用して子供が小さい間と期限を決めて住まれてました。
仕事のない地域でしたので数年後に地元に戻ららました。
後々に聞いた話だと仕事がない地域で全財産を処分して出てくると万が一脱出できない場合がハイリスクだとは言われておりました

自宅は処分せず、期限を決めて住むのが良いかもしれませんよ
地方移住をする上で一度お試しで済んだほうが良いと言いましたが、
臨床検査技師として地方移住を考える上でとりあえずお試し移住的に住める職場に入ってしまうのも一つの手段で転勤がある病院に勤めるのを最もお勧めします
•国立病院
•県立病院
•労災病院
この辺は転勤が確実にあります。
人事が機能しておらず酷い地域もあると友人から聞いておりますが人間関係のリセットも効きますので人が合わなくてもどっちか居なくなります。
こちらの方が移住体験を考えると北から南まで選べると言う意味では良いかもしれません。国立病院の方が転勤はありますが。労災病院は副技師長クラスは転勤があるらしいです。
県職員だと移動は県内転勤だけですが保健所勤務もあったりします。県を出たくなく山村に移住を考えるならこちらでお試しで山村に住んだ方が良いと思います。
別の手段としては臨床検査技師をしつつ本気で移住するなら転勤でお試しで移住出来る会社に入り
ベストな場所をを見つけてからツテを作ってやめる方が良いと思います。またその際に有利となるよう専門資格のライセンスを保有したほうが良いです。

さいごに


臨床検査技師として地方移住する方法を挙げてみました。
移住先を決めたら、職場を探しますがその際は超音波検査士資格があれば仕事は何とかなります。地域によっては閉鎖的ですし、目的もなくただ移住にあこがれるならお試し制度を活用するか、転勤のある会社に入ってお試しで一度住むことをお勧めします

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