当直は無いと収入は減るのだが・・・

当直とは辛いものです。きついし一人だし、普段やらないことばかりだからストレスになる。でも時間外勤務になり手当ては良いから嫌々やっております。これに災害が絡むとなるととにかく嫌ですね。臨床検査技師の当直・当番に関して言うならば地震は分析装置の水平が狂ったりして計れなくなることも想定できますし、断水や停電、病理部門の場合は標本置き場の標本だなの倒壊や破損などが起こり得ます。その前に建物が使えなくなって検査以前の段階になったりもします。
引用 Yahoo!Japan
梅雨から夏場にかけては台風やら夕立でよく停電します。台風中の当直や当直中に停電が起こった経験はあると思います。検体を生化学分析装置にかけているときとかに瞬停して止まることも少なくありません。また台風の当番は救急が少ないため暇なのですが、台風の被害が不安なので仕事になりませんし、交通の乱れにより血液製剤の入庫は遅くなります。

僕の勤務する検査室の台風対策

・無停電装置の確認
・再立ち上げ手順とマニュアル
・スタッフは待機

瞬停・停電時の対応と注意事項

 分析中に瞬停した場合は、機械を再起動やリセットする必要があります。瞬停を繰り返す場合は機械によくないので再起動はおさまってから行うのがよいでしょう。
 分析装置と検査システム、検査システムと電子カルテの接続の確認が必要です。特に注意すべき点としては、生化学分析装置は分析部と操作部のパソコンの立ち上げ手順があるので注意が必要です。分析装置や電子カルテの接続も順番があったりするので記憶に頼るとついつい間違えがちになります。
 時間外に使用しない分析装置は基本的にスリープ状態で、立ち上げプログラムがセットされています。これが停電や瞬停でおかしくなる事もありますので機械の担当者に連絡が必要です。
僕個人の経験ですが、夜中に瞬停があり朝のルーチン業務開始の時まで全く検体が来なく、そもそも瞬停に気づきませんでした。さぁルーチンのとしたときに検査システムやら分析装置がおかしいことが発覚し、電子カルテもおかしくなっていて院内のスタッフが誰も気づかないことがありました。
色々と災害には備えておく必要がありますね。


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